ロジクールの K380 キーボードです。
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「画面のみをスリープ」はこのキーボードを使ってショートカットができません。
そこで次の手段でショートカット動作を可能にしてみました。
「画面のみをスリープ」させる Apple Script を作り、これをショートカットで操作できるようにするのです。
❶ 画面のみをスリープさせるスクリプトを作成します
❷ スクリプトをショートカットで実行できるようにします
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❶ 画面のみをスリープさせるスクリプトを作成します
スクリプトは1行で 「do shell script "pmset displaysleepnow"」です。
通常の「スリープ」の場合は「displaysleepnow」部分を「sleepnow」にします。
右上の右から3番目の「ハンマー」アイコンをクリックすると構文チェックされます。
その左の「▶︎」アイコンはスクリプトの実行です。
試しにクリックして「画面のみがスリープ」することを確認しましょう。
スリープを解除して、スクリプトを「sleep.scpt」とでもして「/Users/ユーザー名/ Library/scripts」に保存します。
❷ スクリプトをショートカットで実行できるようにします
次にこのスクリプトを実行するショートカットを作成します。
ショートカットの作成ツールはいくつかありますが、ここでは FastScripts を使います。
無料飯は 10 個までショートカットを作成できます。
上記のホームページからダウンロードして .zip ファイルを解凍し、でてきた FastScripts.app をアプリケーションフォルダに移動します。
このアプリを起動します。
メニューバーに次のようなアイコンが現れます。
これをクリックして次のように "References..." をクリックし「環境設定画面」にします。
初期設定画面は次のようになっているはずです。
【General】項目の "Start FastScripts when I log in to my computer" にチェックを入れ、再起動後に自動で起動されるようにします。
これはショートカット機能を再起動後も有効にするためです。
【Menu Appearance】にある最初の項目の、黒く塗りつぶした部分をクリックすると、メニューのアイコンの色を変えられます。
好みですから変えなくても構いませんが、私は目立つように次のようにしています。
メニューバーのアイコンが次のように「マゼンタ」になります。
続いて Script Shortcuts タブをクリックします。
上記の画面に変わりますのでショートカットを次の手順で登録します。
「/Users/ユーザー名/Library/Scripts」行の先頭の ">" をクリックするとこのフォルダに格納されているスクリプトが表示されます。
画面の「sleep」は作成し保存しておいた「sleep.scpt」のことです。
対象とするスクリプト行の、Shortcut 欄をダブルクリックするとショートカットを入力できます。
私は "control + shift + [del キー]" の組み合わせにしました。
これはキーの位置関係が Magic キーボードと同じだからです。
これでショートカットが登録できました。
"control + shift + [del キー]" で「画面のみをスリープ」が、他社製のキーボードでも可能になりました。
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ウチの場合は iMac 付属品の Magic キーボード / Magic マウスがありますが、Mac mini M1 のキーボードを新たに購入するのなら、このロジクールのキーボードはオススメです。
価格も 3,100 円と、純正品の3分の1以下で済みます。
同じ社から同様の丸型キートップで、テンキーの付いた K780 もありますが、こちらは少し高い。
マウスは純正の Magic マウスに敵うものはありません。
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