2019年11月2日土曜日

NAS と NAS をサーバー化

Linkstaton を NAS として使うことと、もう1台用意して Debian サーバーにするにあたり、次のような形が一番しっくりくると考えました。







NAS:バッファローネイティブの NAS + アルファ



  ■ 共用ディスク機能

  ■ TimeMachine 機能

  ■ メディアサーバー機能(DLNA + DTCP-IP 機能)

  ■ できれば、パッケージをインストールできる環境

 



Debian サーバー:



  ■ バッファローの Linkstation の中で最適候補は、次の機種です。



     LS-VL / LS-QVL:1.6 Ghz CPU / 256 MB メモリ

     LS-XHL    :1.2 Ghz CPU / 256 MB メモリ



    USB ポートはサーバー化するにあたり必須です。





我が家には元々 LS210D0101C があります。







最初に考えた形の実現のために途中で、LS-AV1.0TL/A も加わりました。



この機種は【 殻 】だけ安価にネットで仕入れて、手持ちの 1.0 TB HDD で、LS-AV1.0TL/A に設定し直したものです。







当初は LS210D0101C と LS-AV1.0TL/A の2台で前述の形にしたいと考えました。







LS-AV1.0TL/A には NAS の3大機能のうちの TimeMachine 機能はありません。



当初はパッケージをインストールできる環境もありませんでしたので、TimeMachine 機能の組み込みもできません。





そうすると、NAS としては LS210D0101C を使うしかありません。





他方の LS-AV1.0TL/A を Debian Server にすることになるのですが、インストーラーが見つかりません。





つまり、



 ① LS210D0101C:NAS として使う(NAS の3大機能は OK )

 ② LS-AV1.0TL/A :Debian サーバー化できない



逆に、



 ① LS210D0101C:Debian サーバー化可能

 ② LS-AV1.0TL/A :NAS の3大機能のうちの TimeMachine 機能がない



という状態でどちらもうまくありません。





そこで、冒頭の LS-VL / LS-QVL / LS-XHL のいずれかを入手できないかと考えたわけです。





新たに Linkstation を入手することと並行して、



 ■ LS-AV1.0TL/A にパッケージインストール環境を何とかする

 ■ または、LS-AV1.0TL/A に Debian インストールを試みる



ということを模索したわけです。









パッケージインストール環境は ipkg を落とし込むことで実現でき、netatalk も avahi もインストールできるようですので、試してはいませんが、おそらくは TimeMachine 機能を作れると思います。







また、debootstrap も落とし込めることがわかりましたから、Debian サーバー構築もできそうなところまできました。







ところが、LS-AV1.0TL/A には肝心の USB ポートがありません。



ですので、サーバーとしてはたとえ Debian を落とせても不向きです。





そうすると、Debiab サーバーは LS210D0101C で、NAS としては TimeMachine 機能を構築して LS-AV1.0TL/A で、という組み合わせになります。















そうこうしていると、ナンと LS-XHL の【 殻 】が手に入り、当初の問題はあっけなく解消したのでした。





つまり、



 ■ LS210D0101C:ネイティブ NAS として使う(ipkg も使う)   

 ■ LS-XH500L   :Debian サーバーとして使う



ことができたわけです。







以上が Linkstation のサーバー化の顛末記です。











さて、LS-AV1.0TL/A は余りました。







どうしましょうかねぇ。






















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